#016 英語取得までの道のり ~TOEFLの試験を受ける~

英語習得の方法・道のりを、私自身の学習経験をベースに時系列で書いています。今回は第16回 #016 TOEFLの試験を受けた話です。

また「今だったらこの方法を取り入れるべき」や「この方法はおススメしない」など、今の自分の経験や知識を得てして言える事を、第二言語取得論や言語学の研究成果等に言及しつつ、補足事項として記載していきまます。


海外の大学に行く事を目標に、TOEFLの勉強を開始した私でしたが、途中でIELTSに注力する事に切り替えました。

それでも、TOEFLの試験は受けました。

結論から言うと、「全く出来なかった」という印象を覚えています。
出来な過ぎて、若干記憶から消してしまっています。大学在学中に大阪で受けたのか、卒業後に受けたのかも、覚えていません。

英語の勉強を初めてから1年半位して受け記憶があります。
TOEICテストを2回目に受けた時期と同じ位だたっと思います。

TOEFLテストに関しての致命的な誤算は、「テストはパソコンの画面上で行う」という事を意識した英語学習を、一切していなかった事です。

根拠のない「何とかなる」という意識があったようです。(若さからくる無知)

各技能のテストに関しての印象は下記の通りです。

リーディング:

スクリーン上で英語を読む事に慣れていませんでした。とてもストレスを感じました。スクロールして文章を読み進めないといけませんでした。ページを行ったり来たりして、出題問題を確認しないといけませんでした。

スピーキング:

パソコンのレコードボタンを押して、一方的にパソコンに話さなければいけませんでした。それは事前に承知していたつもりでしたが、周りに他の受験生が居るなかでやらないといけないのが、精神的に慣れていませんでした。恥ずかしさを感じました。

ライティング:

パソコンに向けて、タイピングで行わないといけませんでした。当時の私のタイピングスタイルは、人差し指だけを使う手法でしたので、とてつもなくタイピングが遅かったです。そしてなぜか、日々の英語勉強でも手書きでライティングの勉強をしていました。ブラインドタッチなどの練習は一切していませんでした。

リスニング:

リスニングに関しては、特に落とし穴はありませんでした。TOEICのリスニングと同じような要領でした。内容がアカデミックで長いので、難易度は高かったですが、4技能の中で点数が一番マシだったと思います。

またリーディングとライティングに関しては、時間が足りなかった記憶があります。

テスト結果は確か60点台だったと思います。TOEFLテストは120点が満点のテストで、大学入学レベルは 80以上、大学院は100以上だったと思います。

この結果に関して、ガッカリした記憶はありますが、あまり引きずらなかった記憶もあります。自分に何が足りてないか、が明確に分かりましたし、最悪 「1年浪人」も若干 覚悟していました。

この結果を踏まえて、「IELTSの方が良い」とより強く感じました。
またライティングとスピーキングに関しては、以前の記事で書いた勉強法を取り入れるキッカケにもなりました。

#013 ライティングを勉強する

#012 スピ―キングを勉強する


今ならどうする?

TOEICテストを受けた時も同じことを感じましたが、資格テストに関しては本番を受けないと分からない事、本番を受けたから気付ける事が結構あると思います。

テストのフォーマットや構成だけでなく、テスト日の1日の流れや、会場の雰囲気などは、情報として調べておいた方が良かったと思います。

また「何とかなるだろ」は怠けです。不安要素がないかしっかり考え、対策をするべきでした。