#014 英語取得までの道のり~TOEICをまた受けてみる~

英語習得の方法・道のりを、私自身の学習経験をベースに時系列で書いています。今回は第14回 #014 TOEICのテストをまた受けた話です。

また「今だったらこの方法を取り入れるべき」や「この方法はおススメしない」など、今の自分の経験や知識を得てして言える事を、第二言語取得論や言語学の研究成果等に言及しつつ、補足事項として記載していきま


す。試しに受けてみたTOEICテストの結果がソコソコ良かった事がキッカケで、海外の大学院進学を目標に掲げた私は、大学 三回生の後半ぐらいからTOEFLの勉強を開始しました。

そして、大学4回生の中盤くらいだったかに、またTOEICのテストを受けてみました。

理由は、下記の2つでした。

  • ・前回受けた時 (630点)から、どれ位 上がっているか気になった
  • ・大学 学習支援の一環で、TOEIC800点以上取ると5万円貰えるという制度を知る

 

前回のTOEICテストを受けてから、恐らく1年位経った頃です。
特別なTOEIC対策をした記憶はありませんでしたが、結果は860点でした。

周りの友人からは驚かれる点数でしたし、自分でも良い点数だと認識しました。
しかし、TOEFLテストの点数を取る事が目的だった私としては、喜んでいられない事も分かっていました。

TOEICテストはリーディングとリスニングだけです。内容も、アカデミックな内容ではありません。

自分の不得意なスピーキングとライティングのスキルは、点数に反映されていません。

2回目のTOEICテストの結果が判明してから、日々の勉強内容はスピーキングとライティングをメインにしました。

リスニングとリーディングは、今まで通りの学習を継続して語彙や表現などの知識を増やして、数をこなして「読み慣れる、聴き慣れる」ことを地道に行うしか無いと感じました。

そして、効率的で効果的な学習方法やテクニックを気にするのにも疲れて、飽きていた事もあり、スピーキングとライティングも「数をこなすしかない」という感覚に切り替わりました。

実際、苦手意識を持っていたせいもあり、こなす数が足りていなかったと思います。


今ならどうする?

継続的に、地道に勉強していると、飽きが来ます。何か変化を欲したり、 モチベーションアップのキッカケを欲したりすると思います。そして、「本当にこのままで良いのか、英語力は伸びているのか」が不安になってきたりします。

TOEICをこのタイミングで再度受けて、「確実に英語力 が(リーディング、文法、語彙、リスニングに関しては)上がっている」という事実を確認できたのは良かったです。

またこれは日常生活や資金的な理由で難しい場合も考えられますが、オンライン英会話や英語圏への旅行、プチ留学なども効果的だと思います。

TOEFL対策で言うと、現在ではeLearningのウェブ教材が豊富です。探せば効果的で値段もリーズナブルな教材を見つけれるでしょう。

 

そして、TOEIC 860点を取得して大学から貰った賞金 5万円は、
呑み代に消えるのではなく、
教材費に使われるべきだった事は、今なら分かります。