英語習得の方法・道のりを、私自身の学習経験をベースに時系列で書いています。
今回は第12回 #013 ライティングを勉強する話です。
また「今だったらこの方法を取り入れるべき」や「この方法はおススメしない」など、今の自分の経験や知識を得て言える事を、第二言語取得論や言語学の研究成果等に言及しつつ、補足事項として記載していきます。
TOEFLテスト対策の為の英語学習を開始した私は、英語のライティングの 勉強もしないといけなくなりました。
リスニング学習やスピーキング学習を後回しにしていた私ですが、ライティング学習に従事したのは一番最後でした。
4技能の中で一番苦手意識を持っており、実際に苦手でした。
リスニングやスピーキングと異なり、TOEFL対策を開始する前のライティング学習経験は、皆無でした。
TOEFLのライティングテスト
TOEFLのライティングは、基本的にはスピーキングテストのフォーマットと同じです。お題があり、それに対する自分の意見をまとめてライティングします。
文字数は 300文字程度が好ましいと参考書には書いてありました。
TOEFLライティングに関して自分が体験した弊害は、下記でした。
- ・意見が無い、
- ・意見をサポートする理由や動機が思いつかない、
- ・単語が出てこない、
- ・単語のツヅリが分からない、
- ・文法が正しいのか分からなくなり不安になる
- ・一辺倒でシンプルな文法しか出てこない自分に、落胆する
- ・書いてる最中から、自分の文章が良くないのが分かり、やる気が失せる
ライティングの学習に関しては、スピーキングと同様に下記のような学習をしました。
- ・ 自分の本当の意見じゃなくても良いいので、頭に浮かんだ考え意見を即座に採用して書く
- ・それっぽい、もっともらしい理由を並べる
- ・ひたすらモデルアンサー(回答例)を真似して、書き移し練習をする
またライティングに関しては、日本人のライティング講師を見つけて、週1回 ライティングの校正をメインに、授業をしてもらいました。2か月間程度、続きました。
今ならどうする
スピーキングとライティングは、自分から発信するスキルです。これはやはり、上達するには特訓で鍛えていく必要があります。
モデルアンサーを真似して書く特訓は、今でも実践するでしょう。
また週に1回のライティングのマンツーマンレッスンですが、効果が合ったかはあまり自覚無いです。しかし「書く」という行為自体が苦手だった私にとって、人に課題として課されて、監視された状態で書かざる追えない状況を作れった事は、良かったかもしれません。
参考書などの中には、ライティングで効果的に使える表現や文のパターンを、機能別で紹介している本があると思います。
導入部分で使える「自分の意見を表明する表現」や結論部分で使える「要約表現」、「理由を列挙する表現」などの機能です。
表現のレパートリを広げる方法としては、効率が良いと思います。
私自身のライティング力は、イギリスの大学院に入って論文などを書き始めてから、上達した感覚が有ります。
また現代ではパソコン上でのタイピングによるライティング能力の方が必要とされると思います。
TOEFLのiBTテストでも、ライティングはPC上でタイピングです。
(※IELTSは手書きでした)
自分に必要な、または将来必要になるである方法で、ライティングを練習する事をおススメします。