#005 英語習得までの道のり – 復習と暗記 –

英語習得の方法・道のりを、私自身の学習経験をベースに時系列で書いています。今回は第5回 #005 復習と暗記に関してです。

また「今だったらこの方法を取り入れるべき」や「この方法はおススメしない」など、今の自分の経験や知識を得てして言える事を、第二言語取得論や言語学の研究成果等に言及しつつ、補足事項として記載していきます。


英語学習開始当初は、文法参考書を使った文法の「勉強」と、洋画視聴などを通した趣味も兼ねた「英語の摂取」を主に行っていました。

それ以外に、復習と暗記をする作業もしました。復習と暗記作業をする理由はシンプルです。

学んだ事も2,3日で忘れてしまい、しっかり覚ていないからです。

一度見聞きするだけで一生 記憶できるのなら、復習や暗記は必要ないと思います。が、凡人にはそれが不可能なので、復習と暗記は必然だと感じていました。

復習

当時の私は、英単語や文法は大学ノートに書き留めていました。
文法に関しては、自分が読めば何のことか思い出せれるような解説、注釈を日本語で書いていました。そしてその文法が含まれる例文も一緒に添えてメモしていました。

単語に関しても、1)英語表記、2)日本語訳、3)品詞、4)その単語が使われている例文、5)その単語に遭遇したソース(映画オーシャンス11、参考書p40など)をメモしていました。

文法の復習は、特にルールは決めておらず、思い立った時にノートを見返して、何のことか直ぐ分かったり、思いだせたりすると、「良し」という事にしていました。

暗記

単語の暗記作業は、散歩しながら行っていました。毎日ではないですが、週3日位は30分~60分位歩いてました。なぜそうしたのか分かりませんが、多分 家にこもってノートとにらめっこするのが苦痛だったからだと思います。
暗記作業は、単語帳の日本語を見て、それに対応する英単語を思いだす方法と、英単語を見て日本語の意味を思いだすか試す方法が主でした。

また暗記できていなかった(思い出せれなかった単語)は、頭の中で何度も復唱したり、語呂合わせを考えたり、その単語を使った例文を唱えたりと、とにかく「その単語について色々考える」ことに時間を費やしました。勿論これも歩きながらです。


 今ならどうする

今でも学んだ文法ルールと単語は、記録すると思います。復習が効率的に行えるからです。ただ、ノートではなくPCやスマホに記録するでしょう。単語暗記アプリなども最近では性能の良い物が沢山あると思うので、それらの利用もおススメです。

人間は24時間後には学んだ情報の70%以上を忘れる、という研究結果なども存在します。新しい情報は、こまめに復習する方が効果的であると思います。

また、体を動かす事睡眠を十分とる事は、暗記・記憶力に良いとの研究報告もあります。

散歩をしながら暗記して、夜シッカリねたら、バッチリじゃないでしょうか。

単語の暗記の方法は、別の記事で詳しく説明していますので、そちらもご参照下さい。