こんにちは、アドバイザーYUKIです。
セブ島では一大イベントであるクリスマスが終わり年末年始を迎えると、毎年1月に開催されているフィリピン最大のお祭り「シヌログ」モードになっていきます。
毎年1月の3週目に開催され、この季節に合わせてセブ島を訪れる観光客が世界中からやってきます。
その参加者はなんと300~400万人にもなるんだとか!!
そんな「シヌログフェスティバル」がとうとう今週末に開催されます。
その前に「シヌログフェスティバル」とは一体どんなお祭りなのか?楽しみ方や注意点を詳しくご紹介いたします。
◼シヌログフェスティバルとは?
シヌログフェスティバル(Sinulog Festival)とは、幼少イエス・キリストであるサントニーニョ(Sto.Nino)を祀るお祭りの事です。
1521年に世界で初めて世界一周を成し遂げたマゼランがフィリピンの女王に送った「サントニーニョ像」は度重なる戦乱の中でも無傷だったという逸話から奇跡の像としてフィリピンの人々から崇められるようになり、フィリピンカトリックの「守護聖人」として、崇拝されています。
そのサントニーニョ像を祝福するために踊り子たちがサントリーニョ像を持って街を練り歩きます。
シヌログの語源は、セブの言葉で「水流の動きのように」という意味があり、フィリピン各地から参加者が集まり、カラフルで華やかな衣装に身を包み、賑やかな音楽に合わせて、街中を練り歩くダンスパレードが行われます。
他にもミスセブを選ぶイベントやコンサート等が開かれたりするなど、パレード以外にも色々な楽しみ方があるのがシヌログ祭の魅力です。
フィリピン国内だけではなく、国外からも多くの人が集まり、パレードの参加者は400万人にもなるそうです!
毎年、1月の第3日曜日にシヌログ祭りのハイライト、「グランドパレード」が実施されて幕を閉じます。
◼2019年シヌログフェスティバルの日程
フィリピン最大のお祭り「シヌログ」は毎年1月の第3日曜日にグランドパレードが開催されます。
【グランドパレード開催日】2019年1月20日(日)
実際には1週間前からシヌログの期間には入るのですが、観光客はこのグランドパレード当日を目当てに大勢やって来ます。
【開催場所】
シヌログのメインイベントであるグランドパレードは、各グループがダンスパレードを披露し、それを審査するというコンテスト形式になっています。
2019年のGrand paradeのルートは以下通りです。
沿道は見物客でごった返して大混雑することが予想されます。
特にオスメニアサークル付近は見学のベストスポットとして人気が高いため、大混雑が予想されます。
良い場所で見学したい人は朝早めから行かれることをお勧めします。
◼服装や注意点は?
フィリピン最大のお祭りということで、パレード会場周辺は大勢の人が押し寄せ、混雑が予想されます。
パレード当日の注意点を良く確認してシヌログ祭を楽しみましょう。
交通規制
グランドパレード当日は、朝からパレードのルート周辺が車両進入禁止となり、大規模な交通規制が行われます。
近くまでタクシーやジプニーで行き、そこから歩きましょう。
路上での飲酒禁止
パレード会場周辺ではアルコール類の持ち込み、飲酒が禁止されています。
お祭り気分で飲んで騒ぎたい!となりますが、酔っ払った状態で会場へ行くことも禁止されているので、くれぐれも気をつけましょう。
携帯電話は使えなくなります!
当日はテロ対策のために電波が遮断されてしまいます。
携帯電話での通話・通信ができなくなりますので、友人と行く際は事前に待ち合わせ場所を決めるなど十分注意しましょう。
スリなどの軽犯罪が多発
シヌログはフィリピン最大のお祭りで組織的なスリグループなどがシヌログ祭りを狙って集まってくるとも言われています。
パレード会場は大混雑となるため、荷物はできる限り少なくすることをお勧めします。
カメラなど必要最低限のものを持参し、可能であればバッグなどは持たないようにすると良いでしょう。
服装
すれ違う際にペンキを塗りたくられたり、フェイスペイント、ボディペイントを塗ってる人にぶつかって洋服が汚れてしまうので、お気に入りの洋服は着ていかないほうが良いです!
この時期になると、ショッピングモールやストリートではシヌログ祭り専用のブースが作られ、Tシャツやカバンなど様々なシヌログのグッズが売られているので、記念に購入してみても良いですね♪
いかがでしたでしょうか?
いよいよ今週末開催されるシヌログ祭り!
1月になると「シヌログ」の陽気なテーマソングが、町中やショッピングモールで流れはじめ、頭から離れなくなると思います(笑)
この時期に留学されている方は、日本では体験できないフィリピン最大のお祭りを思う存分楽しんでみてください!
後日お祭りの様子をお届けしますので、乞うご期待♪