セブ島の野良犬&野良猫について

こんにちわ。アドバイザーのYUKIです。

フィリピンセブ島では野良犬や野良猫がそこら中にいます。
しかしかわいいからと言って、むやみやたらに近づいたり、触ったりすることは非常に危険!
というのは、フィリピンには狂犬病の疑いがある動物が生息しているからです。

本日はそんなフィリピンセブ島の野良犬や野良猫についてお伝えしたいと思います。


◼フィリピンの狂犬病について

日本では狂犬病の予防接種や野良犬の保護が徹底されており、ほとんど聞かなくなった狂犬病ですが、フィリピンでは、今でも毎年200人以上が狂犬病により命を落としていると言われています。
そもそも狂犬病とは、犬や猫、ネズミなどの狂犬病ウイルスを持った野生動物に咬まれたり、引っかかれたたりした場合に、その傷口からウイルスが侵入することで感染してしまう病気の事です。
感染すると発熱や頭痛などの初期症状が起こり、次第に脳神経を侵食、最終的には呼吸障害を引き起こします。
発症すれば致死率100%とも言われる恐ろしい病気です。
フィリピンでは「狂犬病予防」の認識が日本ほど飼い主に浸透しておらず、ペットとして飼われている犬や猫でさえもワクチンの接種をしていないことがあります。
また野良犬や野良猫も多く、野放し状態で生活をしているため、狂犬病にかかっている可能性が高いです。
「狂犬病」という名前から犬だけから感染する病気のように思えますが、その他哺乳類からも感染する可能性があるので、犬だけでなく他の動物にも触らないに越したことはないでしょう。

◼もし野良犬に噛まれたら

1番の予防策は、感染の疑いがある動物に近づかないこと。
何もしなければ向こうから襲い掛かってくることなどはあまりありません。
こちらからむやみに近づいたり、わざと咬まれたりするような行為はしないように心がけましょう。
万が一噛まれた場合は、ただちに病院でワクチンを受ける必要があります。
病院に向かう前に自身でできる唯一の処置は、傷を石鹸と流水で15分以上洗うこと。その際止血をしてはいけません。

また、もしもの時に備えて狂犬病ワクチン予防接種を受けることは、海外渡航前にできる予防のひとつです!
万が一狂犬病の疑いがある犬や猫に、ワクチンを打っていない状態で咬まれた際には、24時間以内の医師による応急措置が必須になります。

◼フィリピンセブ島の野良犬・野良猫達

最初はとても警戒して恐る恐る横切ったりしていましたが、多くの場合フィリピンの野良犬や野良猫達は暑さのせいか道路でぐったりしています(笑)
反応も鈍く道路の真ん中で死んだかのように寝ている光景をよく目にします。
現地の人は全く気に留めていない様子で生活しています。
むやみに近づいたり、触ったりしない限りはそんなに怖がる必要はないので安心して下さいね♪
セブ島の可愛い野良犬や野良猫達です↓

セブ島の野良犬&野良猫について

離島にもたくさん野良犬がいます。
とってものんびりしていて気持ちよさそうです。

セブ島の野良犬&野良猫について

セブ島でもよく見るのが、アスカル(Askals) または、アスピン (Aspins)という雑種犬。

セブ島の野良犬&野良猫について

子犬もたまに見かけます。
可愛すぎますね!

セブ島の野良犬&野良猫について

車通りの激しい場所でのんきにおトイレ中です(笑)

セブ島の野良犬&野良猫について

野良猫もたくさんいます!
結構毛並みがいいので野良猫じゃないみたいですよね。

セブ島の野良犬&野良猫について

ナイトマーケットにいた親子の猫♪
食べ物がたくさんあるので住み着いちゃっているのかもしれませんね。

セブ島の野良犬&野良猫について

可愛すぎます!!
セブ島の猫は人懐っこい子が多いです♪

セブ島の野良犬&野良猫について

First Classお馴染みの「blu Cat」のまわりには生まれたばかりの子猫ちゃん達がいて、いつも癒やされています。
とっても人懐っこくで甘えん坊です。


いかがでしたでしょうか?
日本では野良犬はほとんど見かけなくなりましたが、フィリピンに限らず東南アジアでは野良犬や野良猫はたくさんいます。
可愛いからと言ってむやみに近づいたり、触ったりは絶対やめましょうね。
とはいえ、基本的にはとても大人しくいつも道路で寝ているのでそんなに怖がらなくても大丈夫ですよ!