フィリピン語学留学に必要なSSPとは?

こんにちは!アドバイザーのYUKIです。
これからフィリピンに留学をする際に必ず必要となる「SSP」という単語を聞いたことがありますでしょうか?
フィリピンへ留学を検討していらっしゃる皆様、この「SSP」についてどれ位理解しておりますか?
本日は「SSP」の取得費用や取得期間、その他注意点について詳しくお伝えしたいと思います。

フィリピン留学に必要なSSPとは?


■フィリピン留学に必要なSSPとは?

「SSP」とは「Special Study Permit」の略で、フィリピン政府が発行する「特別就学許可証」のことです。
観光ビザでフィリピンに入国した外国人が、語学学校などの「学業」を目的とした現地の機関に入学する際に取得が必要な許可書となります。
その為、語学留学を目的としてフィリピンに来る日本人も、必ず取得しなければならない資格となります。
「SSP」は一度取得すると、6か月間有効となります。
留学期間が6ヶ月を超える場合は再取得が必要です。
また、「SSP」はビザとは別の資格となり、有効期限が6ヶ月間の「SSP」を取得しても、留学日数に応じてビザは延長する必要がある場合がございます。
数日のみ短期留学の場合でも、「SSP」を取得していない場合はフィリピンの法律違反となってしまいます。
※First Classでは「SSP」の取得、更新、観光ビザ延長手続き等は全て学校で手続きを行っておりますのでご安心ください。
生徒1人1人に対して「SSP」の発行をしていない学校は違法経営ですので、危険な学校と認識してよいでしょう。

■SSPの費用や期間は?

申請費用は、法定費用、学校の代行料を含めて6,000~7,000ペソが一般的で、日本円で約15,000円程(1ペソ2.3円前後の場合)です。
また、この「SSP」の金額を留学費用とは別に現地で徴収する学校がほとんどですので、渡航前に支払った留学費用とは別にいきなり多くの費用がかかるという話もよく聞きます。
※First Classでは、留学基本料金にSSP取得費用も含まれております。

「SSP」の有効期限は申請日から6ヶ月間で、フィリピンでの留学期間が6ヶ月を超える場合は再度取得しなければなりません。
また、留学中に別の学校に転校する場合は、仮に取得した「SSP」の有効期限内であっても、転校先の学校に帰属する「SSP」を取り直す必要があります。

■SSPの取得方法

SSPはほとんどの場合、留学先の学校が代行申請してくれます。
もちろんFirst Classも学校が代行申請いたしますので、ご安心ください。

フィリピン留学に必要なSSPとは?

SSP申請に必要なもの

・5cm × 5cmの背景が白い証明写真 3枚

学校や地域によって必要な写真の枚数が異なる場合もあります。
First Classでは、学校の目の前にあるカントリーモールで、安く撮影する事ができますので、日本にいる間に準備が出来なかった場合でもご安心ください

・パスポートのコピー

顔写真、個人情報記載のページ、フィリピン入国時に押されるスタンプが押されたページのコピーが必要となります。
これらも、学校に到着された際にコピーさせて頂く事で学校側が申請代行できますので、オリエンテーションの際にパスポートをお預かりさせて頂きます。

・SSP申込書の記入

日本での住所や緊急連絡先などの情報記入が必要となります。
申込書の原本は英語となっておりますが、First Classでは日本語で記入頂く事も可能です。
当スクールの担当スタッフが英訳させて頂き、申請代行させて頂きますのでご安心ください。

■SSP取得に際しての注意点

フィリピンの法律では、観光ビザで入国した外国人が合法に就学をする場合、必ず「SSP」を取得しなくてはいけません。
もしも「SSP」を所持せずに就学した場合、フィリピン当局の摘発を受けると入国管理法違反となり2万ペソ(約5万円)の罰金が科せられ、強制送還となります。
また、数多くある語学学校の中には、現地で生徒から回収した「SSP」の金額を着服し、SSPを発給しない(発給ができない)学校が存在するのも事実です。
フィリピン留学を検討される際は、その学校が「TESDA」認可校かどうかを、学校のホームページや問い合わせをして必ず確認するようにしましょう。
この「TESDA」の認可を受けていない違法運営の語学学校は、生徒に対して「SSP」を取得する資格を絶対に取得できないのです。
その為、生徒自身が知らなかった場合も、生徒は違法留学生となってしまい、学校、学生共に処罰の対象となり、罰金が課せられる事例も過去にあった様ですので、ご注意ください。

※TESDAとは、Technical Education and Skills Development authority(フィリピン労働雇用技術教育技能教育庁)の略称で、学校がTESDAに登録するには授業カリキュラム、学校設立に関する法的書類、経営・財政、税金面など非常に細かい審査を通過する必要があります。TESDAに登録されている学校は政府からお墨付きをもらったという事になり、信頼できる学校といえます。
近年、審査基準が改定された事もあり審査は非常に厳しく、フィリピンの数ある学校でもTESDAに登録されている学校はごく一部です。
当然の事ながら、First ClassはTESDA認定の語学学校ですので安心して授業を受けて頂けます。


これからセブ島に語学留学をお考えの皆さん、「SSP」の重要性についてご理解頂けましたでしょうか?
自分の知らない間に処罰の対象になるような事が無いように、語学学校の情報はしっかりと調べておきましょう。
もちろんFirst ClassはTESDAの認定校でございますので、SSPもしっかりと取得させて頂きます!
是非安心して留学をご検討頂ければと思います。