こんにちは! アドバイザーYUKIです。
セブ市内には沢山の観光名所が揃っています!
その中でも今回は、日本と最も関わりがあり、フィリピン最古の三角形の要塞、そして現在では、セブ島の人気デートスポットとして脚光を浴びている観光名所「サンペドロ要塞」をご紹介したいと思います。
◼サンペドロ要塞の歴史
サンペドロ要塞とは、スペイン統治時代に建設されたフィリピン最古の要塞です。
1565年に建設が始まった当初は木造でしたが、イスラム勢力からの攻撃に耐えられるよう1738年に現在の石造りの要塞になりました。
アメリカ統治時代には兵舎として使用され、第2次世界大戦中は日本軍の捕虜収容所として使われていました。
要塞は上から見ると三角形の形をしており、強固にそびえ立つ石の壁を3面有し、14門の大砲が備え付けられ、今も当時の姿を留めています。
防壁の上は通路になっているので歩いて一周でき、三角形の各頂点には見張りが留まる高楼があります。
そして現在、外観はそのままに塀の内側は緑豊かな広場になっており、美しい中庭を目当てに、多くの人々が集まる憩いの場となっています。
近年はパーティーや結婚披露宴の会場として人気が高まっています。
◼サンペドロ要塞の行き方
サントニーニョ教会やマゼランクロスから徒歩10分ほど、タクシーで行く場合、ドライバーに「フォート サンペドロ(Fort San Pedro)」とお伝えください。
開園時間:午前8時~午後8時45分
入場料:一般30ペソ/学生20ペソ/シニア24ペソ
駐車料金:乗用車20ペソ/バス40ペソ
電話番号:(032)256-2284
無休
◼歴史を感じる施設の様子
要塞内部に通じる入口で入場券を購入します。
入場料は大人30ペソ(約65円)、子ども・学生20ペソ(約43円)、シニア24ペソ(約50円)です。
語学留学で滞在中の方は、学生証を提示すると学生料金で入場できます!
入り口のカウンターではまねき猫のごとく野良猫がくつろいでいました♪
通路の両側にはスペイン統治時代の様子を描いた絵や昔のサンペドロ要塞の写真が展示されています。
勇ましい歴史を持つサンペドロ要塞ですが、今では異国情緒漂うスペインの石畳や石造りの砦、綺麗に整備された緑豊かな中庭や屋上は、デートスポットとして生まれ変わっています。
近頃はパーティーや結婚式の会場としても利用されています♪
展示室は二つあり、サンペドロ要塞の歴史や、フィリピンの戦いの歴史を写真や図表などで詳しく知ることができます。
アメリカ統治時代の街の様子が写真と共に紹介されています。
展示室から緩やかに登るスロープを抜けると、砦をぐるりと1周出来る設計になっています。
屋上に登ると大きな大砲が、要塞の外側に向けて何本も設置されていました。
現在でも当時のままに姿を残す14門の大砲。
自然豊かな中庭が見渡せるサンペドロ要塞の屋上で、その歴史感溢れる姿を目にすることができます。
また、屋上には見張り台として使われていた小さな塔が何個かあります。
こちらは屋上から見た中庭の様子。
最近では、結婚披露宴の会場として人気があるようで、美しい中庭を目当てに、多くの人々が集まる憩いの場となっています。
また、夜になると敷地内にある街灯の灯りが幻想的な雰囲気を作り出し、デートスポットとしても人気です♪
いかがでしたでしょうか?
現在はデートスポットとして人気があり、のんびりとした時間が流れるサンペドロ要塞ですが、その昔ここで数々の戦いがあったということを考えると、歴史の重みを感じますね。
300年前からある歴史的建造物に触れ、セブ島の歴史を感じてみて下さい!