日本とは異なるセブ島の交通事情

こんにちは、アドバイザーYUKIです。

日本では、信号や横断歩道があるのが当然ですよね。
日本にはあんなにたくさんある信号や横断歩道ですが、フィリピンではあまり見ることがありません….

今回は私がフィリピンに来て驚いたことのひとつである、フィリピンならではの交通ルールや道路事情など、「道路」に関する注意点をご紹介します。


◼フィリピンの交通事情

日本とは異なるセブ島の交通事情

留学生の方々がまず最初にカルチャーショックを受けることの1つとして、フィリピンの交通環境が挙げられます。
信号、横断歩道が日本に比べで少なかったり、時間帯によって渋滞がよく発生するなど、日本の道路がいかに素晴らしいかを実感するかもしれません。
今回は、そんなフィリピンの交通事情とその対策について詳しく見ていきましょう。

◇フィリピンでは車が優先

歩行者優先の日本とは違い、 フィリピンでは車優先です!
信号の無い交差点などでは、横断しようとしている歩行者の為に車はわざわざ止まってくれません。歩行者が、車が来ていない事を確認して、渡ります。そして、既に横断し始めている歩行者を遠目から確認して、車は速度を緩めて止まってくれる印象です。

◇運転手の心理

「車優先」の文化も影響してか、「先を譲る」という精神が日本人ほど強くありません。
また、日本では免許取得の為に教習所で実技や講習を受け試験に通らないといけませんが、フィリピンでは免許取得までの工程が、日本ほど難しくないそうです。
その為、運転が荒いドライバーも多くいます。
通勤時などの渋滞が発生しがちな時間帯は、 少しでも早く着こうと車・バイクは頻繁に車線変更を行い、少しの隙間にも、入り込もうとします。
歩行者の方は、「車が止まってくれるだろうと」と期待せず、十分注意を払って歩道を渡りましょう。

◇横断歩道、信号が少ない

フィリピンは、車の交通量は比較的多いのですが、その割には信号や横断歩道が十分に無い場所などがあります。特に、歩行者用の信号は少ない印象です。
そのため、車が来ないタイミングを見計らって、道路を横断している人を多く見かけます。
信号文化の日本人には慣れない状況で、少し怖い思いをするかもしれません。
少し面倒かもしれませんが、最寄りの歩道や歩道橋まで行き、そこを渡る事をおススメします。

◇道路が舗装されていない

日本に比べて歩道が整備されていません。
舗装がはがれてしまった箇所をそのまま放置してあるような道路が多くあります。
歩道の幅は狭く、ガタガタになっていて、よそ見をしながら歩いていると、突然の凹凸に足を取られて転んでしまう危険性も。
また、雨が降った後はこの穴に汚水がたまることが多いので、気付かずに足を突っ込んでしまうと衛生的にもよくありません。
思わぬところで怪我をしないよう、地面に注意を払いながら歩きましょう。

◇セブ島は右側走行・左ハンドル

日本とは車線進行方向が逆になります!
フィリピンでは道路を横断する時、左から車が来ます。
慣れるのに少し時間がかかると思いますが、慎重に確認を行いタイミングを見計らって渡りましょう。

◇排気ガス対策

フィリピンで走っている車には、海外から輸入された古い型の中古車なども多くあります。
そのため、排気ガスも日本に比べると多いです。
大通りの道沿いを歩くときはマスクをつけておくと、排気ガスを吸わずに済むので安心です。
留学する際に、マスクやのど飴など持参すると良いでしょう!
※First Classの下の薬局でも購入できます。

◼フィリピンの道路を横断する際の注意点

日本とは異なるセブ島の交通事情

道路を横断する際は、遠回りになってしまうかもしれませんが、最寄りの信号機付きの歩道や、歩道橋まで行き、そこを渡る事をおススメします。
もし歩道の無い道路を横断しないといけない場合は、車が来きていないタイミングを慎重に見計らい、中央分離帯で一度止まるなどして、渡りましょう。
また横断中は、向かってきている車の方向を見て、速度を確認しながら渡りましょう。
速度を緩めない車が向かってきている場合など、無理やり渡ろうとする事は危険ですのでやめましょう。
また、この環境に慣れている現地人の背後についてくこともオススメします。

なお、First Classの前の道路も大通りで交通量が比較的多いですが、近くに歩道橋がありますので、そちらを利用しましょう!


いかがでしたでしょうか?
同じアジア圏でも国によってこんなにも違う交通事情。
郷に入れば郷に従え!という日本のことわざにもあるように、セブ島に来てびっくりする事は色々ありますが、
その分良い所もたくさんあるので、こうした環境の違いを理解し、て充実した留学生活を送りましょう!