こんにちは、アドバイザーYUKIです！

フィリピン セブ島で有名な観光スポットと言えば「サントニーニョ教会」！
サントニーニョ教会はセブ島最古の教会であり、とても歴史深い神聖な場所です。
ただ訪れるだけではなく、前もって教会の歴史やその軌跡を知ってから行くと、フィリピンの歴史や文化をより深く感じる事ができると思います♪

◼サントニーニョ教会の歴史

1565年、スペイン統治時代に建造されたフィリピン最古の教会、「サントニーニョ教会」。
教会の祭壇には大航海士「マゼラン」から贈呈された「サントニーニョ像」が安置されています。
この教会はフィリピンのキリスト教発祥の地であり、毎週日曜日ともなればセブ島内に留まらず、フィリピン全土から今でも熱心な信者が足繁く通う、カトリックの「聖地」として知られています。
サントニーニョ教会の最大の見どころは、なんと言っても偉大なる冒険家マゼランからセブのファナ女王に対して贈られた、教会の守護聖人サント・ニーニョの像（幼きイエス・キリストの像）。
この像は幾度もの戦争を経験しても、傷一つ付く事が無かったとして、フィリピンカトリックの守護神として人々に愛され続けています。
サントニーニョ像は教会奥の祭壇に安置されていますが、入場に人数制限が設けられているため、長蛇の列になることも！
毎年１月にはサントニーニョ像を祝う祭典「シヌログ・フェスティバル（Sinulog Festival）」が開催され、セブ島内は国内・海外からの多くの人々で賑わいます。

◼サントニーニョ教会での服装と周辺の治安

サントニーニョ教会の周辺はコロンストリートやカルボンマーケットなど、あまり治安の良いエリアではありませんので、携帯電話やお財布など、貴重品の管理はしっかり行いましょう！
治安を考えるとジプニーではなくタクシーを利用して下さい。
また服装ですが、宗教上の理由から女性は肌の露出の多いノースリーブや、ショートパンツでの入場はできません。

【基本情報】
入場料：無料
開園時間：午前５時～午後７時まで

◼歴史を感じるサントニーニョ教会

教会の向かいには広場があり、ここではセレモニーが行われます。
私が訪れた際は日曜日ということもあり、たくさんの人でごった返していました。

教会の中は外の賑やかさとは違って、静かで神聖な空気が漂っています。
天井の絵やシャンデリア、ステンドグラスなど全てがとても美しいです！
毎週金曜日と日曜日にミサが行われ、多くの人がここでお祈りをしていました。

祭壇にはたくさんの聖人の像が祀られていました。金の装飾が見事です！

聖堂の隣の部屋には、磔になったキリスト像があります。

聖母マリアの像も飾られていました。多くの人が手を当てながら熱心にお祈りを捧げていました。

サントニーニョの像（1521年にマゼランより贈呈された実物）は、教会の一番奥の部屋に厳重に祀られており、ガラス張りの箱の中に保管されていて、ガラス越しに実物を見ることができます。
こちらにお祈りする為に、教会の中庭まで順番待ちの列ができることもあります。
この像の前で１人１人サントニーニョ像に手を当てながら熱心にお祈りしていました。

教会の外にある願いの場では、赤いキャンドルに火をともしお祈りをします。

サントニーニョ教会の敷地内に入ると、黄色い服を着たロウソク売りの女性たちがやってきます。
このロウソクの色にはそれぞれ健康や仕事、恋愛など意味があります。
叶えたい願いのロウソクを購入し名前を言うと、女性がお祈りをしてくれます！

いかがでしたでしょうか？
フィリピンの歴史や文化を肌で感じることのできる「サントニーニョ教会」。
人々の熱い信仰心を肌で感じることが出来、貴重な体験をすること間違いなし！
また、教会内の装飾やステンドグラスが本当に綺麗ですので、見に行くだけでも価値がありますよ♪