セブ島での買い物はエコバックを持参しよう!

こんにちは。アドバイザーのYUKIです。
留学生の皆さんはセブ島で大量に買い物をした際、紙袋に入れられて大変な思いをしたことはありませんか?
ちなみに私は、日用品を買った際、紙袋が破れてしまい、買った商品をバラまいた事が2回ほどあります…
しかも、いつ紙袋が利用される日かわからず、買い物に行ってみて紙袋の日だった場合は、買い物の量を少なくするなどちょっと面倒くさい…
そこで、紙袋の日やなぜそのような日が設定されているのかなど、調べてみたので、是非御覧ください!


◼水曜日と土曜日はビニール袋禁止

セブ島での買い物はエコバックを持参しよう!

フィリピンで有名な「アヤラショッピングモール」「SMモール」などの大型ショッピングモールで買い物する際、品揃えも良いので、ついつい大量に買い物してしまうことありますよね。
そんな時、ちょっと気にしてほしい事があります。
水曜日と土曜日にセブシティで買い物する際はビニール袋ではなく紙袋が使われるんです!
食材などがいっぱい詰まったビニール袋を持って歩きまわるのだけでも十分大変ですが、持ちにくいだけではなく、重い物、湿ったものやなまものの食材が入っていると破れやすくなってしまうため、とても厄介です。
では、なぜこのような条例ができたのか?
それはセブ市が定めた法律、水曜日と土曜日ノー・プラスチックバックデーがあるからなのです。
セブ市にある小売業者などは毎週水曜日と土曜日にビニール袋ではなく紙袋を使う必要があり、これに従わなかった業者は1年目に2,000ペソの罰金、2年目は5,000ペソの罰金と6ヶ月の懲役そして営業停止を宣告される場合があるそうです。

◼このような法律ができた理由は?

フィリピン人はとにかくプラスチックをよく利用します。
カレンデリア(食堂や屋台のようなもの)などでは、飲料水をダイレクトにビニール袋に入れたり、スープやご飯などもビニール袋に入れて渡されます。
よくスプーンやフォークの代わりにビニール袋を手に被せてダイレクトにチキンなどを頬張っている光景を目にします。
こんなに便利なビニール袋ですが、実はたくさんの弊害をもたらせていることも事実です。
フィリピンは深刻なごみ問題を抱えており、ごみの焼却が禁止されているこの国で、自然分解されないビニール袋はごみとしてどんどんたまる一方です。

また、最も懸念されているのが、冠水問題です。
この冠水問題の原因は、そもそもの下水道設備の不足もありますが、排水溝や用水路に詰まった、たくさんのビニール袋も大きな原因です。
毎回スコールの後には、道路が水浸しになり、軽い洪水のような状態になることも…

このような要因から、環境保護に向けた取り組みとして、レジ袋を紙袋にしてビニール消費を抑える条例ができたんだそうです。

◼エコバックを利用しよう

セブ島での買い物はエコバックを持参しよう!

そこで、活用してほしいのが、エコバックです!
最近日本でもエコバックの習慣が浸透していますが、セブ島でもエコバックの需要が増えており、エコバックの販売も盛んです。
セブシティのショッピングモールでは日本と同じように、レジの脇にエコバックが売られているのをよく目にします。
価格は10ペソ~20ペソほどで購入することができます。
最近では、デザインが可愛いエコバックなどもたくさん売られており、お土産としても人気が高くなっています。


いかがでしたでしょうか?
私も道路の真ん中で紙袋が破けて買ったものをばらまいてしまうなんて事がないように、最近ではエコバック利用しています!
セブ市では、水曜日と土曜日だけでなく、徐々にノープラスチックデーの曜日が増えて行くようです。
綺麗な海で有名な観光地セブ島を綺麗に保つ為にも、このような環境保護の取り組みで、フィリピンの人たちも意識が変わっていけばとても良いですよね♪
留学生の皆さんも買い物をす際は、エコバックを持ち歩いてエコ活動してみましょう!