#008 英語取得までの道のり~具体的な目標を設ける~

英語習得の方法・道のりを、私自身の学習経験をベースに時系列で書いています。今回は第8回 #008 具体的な英語学習の目標を設けた話です。

また「今だったらこの方法を取り入れるべき」や「この方法はおススメしない」など、今の自分の経験や知識を得てして言える事を、第二言語取得論や言語学の研究成果等に言及しつつ、補足事項として記載していきます。


前回の記事に書いた通り、TOEICテストを受けた私は、手ごたえを感じました。「ポジティブな奴」と思われるかもしれませんが、「イケる」と感じました。

その根拠は、リーディング問題に関して言えば「問題を理解出来ない理由が、自分自身である程度 特定できた」からです。理解出来ない理由のほとんどは、「知らない単語・熟語、または文法が存在している」事でした。

これは、文法の継続学習と、英語の摂取で解決していけると考えたからです。
そこで私は、新たな具体的な目標を設定しました。

海外の大学、または大学院に入る、です。

この目標に至るまでには、下記のような思惑がありました。

  • 親が喜ぶ (ワーホリやバックパッカーとしての滞在ではない)
  • 大学院でも入れば、流石に親も応援して少しは出資してくれそう(甘い考え)
  • 就活をしない理由として格好が付く(当時、大学三年生の時期)
  • 海外大学入学=海外に住める
  • 卒業したら学位がゲット出来る、博が付く
  • 就職にも良さそう

私の元々の英語学習のキッカケは、外国人(ネイティブ)見たいに英語を話したい、海外に住みたい、でした。

しかし、当時の私は大学3回生だった事も有り、卒業後の進路も考えないといけない時期でした。ですので、この目的を達成しつつ、将来の仕事・進路に役立ち、お金がかからず(自腹せず。。)、周りの人も喜ぶ道を考えた結果の、海外の大学 or 大学院に入る、でした。

今ならどうする

もし今現在の私が例えばフランス語を本気で学ぶ事を決意したとしても、何か特別に必要な理由が無い限り、フランスの大学に入る事を目標はにしないでしょう。

しかし、日本国内で評価基準として知名度のあるフランス語検定や、フランス政府が実施しているDELF/DALF(TOEFLやIELTSのフランス語版)と呼ばれる資格テストが存在します。
ある程度フランス語の文法が理解出来て、読めるようになった段階で、これらの資格テストでハイスコアを取る事を目的にすると思います。

これらのテストは、成果物として資格(1級、2級など)や点数を得られます。
そしてこれらテスト結果は海外就職する際にも要求されたり、優遇される資格です。

英語を勉強した結果、外資系の会社に転職できたり、アメリカの会社に就職出来たりするかも知れません。


英語を習得したいキッカケが、「ネイティブみたいに話したい」のような抽象的な理由の場合、どれだけ勉強してどれだけの英語レベルで満足すれば良いのか、自分でも分からなくなってしまう場合があります。
その解決策として、社会的にも認知度が高く評価の対象となるテスト・資格などを受験する事を、より具体的な中期的な目的として持つ事は、良い作戦だと思います。