セブ島留学中の健康管理について

こんにちはアドバイザーのYUKIです。
留学に際して心配されることといえば、現地で体調を崩してしまわないか、ということではないでしょうか?
期間の限られたせっかくの海外留学では、1日も無駄にしたくはありませんよね!
しかし慣れない海外生活で普段風邪をひかないような人でも体調を崩しやすくなる事もあります。
そこで、本日はフィリピンではどのような病気にかかる可能性が有るか、とその対象法、そして健康管理についてお伝えしたいと思います。


■フィリピンでかかる可能性のある病気とその対処法

フィリピンセブ島に限らず海外に行く際は、その国特有の病気についての知識をある程度は持っておいた方が良いでしょう。
フィリピンセブ島にどんな病気があって、どんな症状があるのか事前に知り、感染予防に努める事が大事です。

食中毒(Food Poisoning)

留学中にかかってしまうリスクが高い病気に、「食中毒」や「食あたり」があります。
症状の軽い重いはありますが、最も頻繁に見られる疾患です。

セブ島留学中の健康管理について

症状:腹痛や吐き気、下痢、場合によっては発熱を引き起こす事が多い病気です。

感染経路:食べ物、飲み物からウイルスやバクテリアが体内に入り、引き起こされます。
自分の汚れた手から感染する場合もあります。

予防方法:水道水を飲まない、食材に火が通っているかよく確認する、不衛生な屋台のローカルフードなどは避ける、手洗いを徹底する、薬局で売っている消毒用アルコールを利用する。

対応方法:症状が軽い場合は、First Classに置いてある市販の日本製品の薬品をご利用いただけます。回復しない場合、症状が重い際は直ちに病院に行き、適切な薬の処方、点滴などをしてもらいます。
(※First Classでは日本人スタッフが、提携の病院に同行いたします)

デング熱 (Dengue Fever)

ウイルスに感染してからデング熱が発症するまでの潜伏期間は2~14日で、発症した場合には高熱が1週間ほど続く事もあり、留学中のスケジュールにも影響を及ぼしてしまいます。

セブ島留学中の健康管理について

症状: 高熱、悪寒、頭痛など、激しい風邪に似た症状がでます。
血小板が低下するケース もあり、輸血が必要になる場合があります。

感染経路: デング熱を媒介する蚊に刺された場合、発症する事があります。

予防方法:予防注射などが無いため、虫よけスプレーや、肌の露出を避けるなどして、蚊に刺される可能性を下げるようにする。

対応方法:直ちに病院に行きます。特効薬などが無いため、点滴や解熱剤などを飲み、症状が治まるまで安静に休養します
(※First Classでは日本人スタッフが、提携の病院に同行いたします)

A型肝炎(Hepatitis A)

A型肝炎ウイルスが飲料や野菜、魚介類などから人の手を介して摂取した場合に感染します。
症状:食欲不振、吐き気、全身の倦怠感、発熱など、風邪によく似た症状が現れます。

感染経路:糞便から排泄されたウイルスが人の手を介して、水や氷、野菜や果物、魚介類を経て口に入ることで感染します。

予防方法:衛生環境の悪いところで、特に生ものや生水、また感染者が出た周辺にはウイルスが残っている可能性がある為、要注意です。
A型肝炎は、事前のワクチン接種で予防ができます。

対応方法:特別な治療法はありません。症状に応じて治療し、安静にして抗体ができることを待ちます。
(※First Classでは日本人スタッフが、提携の病院に同行いたします)

狂犬病 (Rabies)

セブ島では野良犬が路上でのんびりしている姿を多く目にすると思います。
人懐っこく可愛いからと、むやみに近寄ると噛まれて狂犬病になる恐れがあります。

セブ島留学中の健康管理について

症状: 感染後潜伏期間があり、発熱、頭、倦怠感、筋 痛、疲労感、食欲不振、嘔吐、 咽頭痛などの症状が出る。
発症後は錯乱、幻覚、攻撃性、恐水発作等の筋痙攣 を呈し、最終的には昏睡状態から呼吸停止で死にいたる。

感染経路: 狂犬病に感染している犬や猫に咬まれて感染する。

予防方法: 事前のワクチン接種で十分な免疫力が得られます。
現地ではむやみに野生動物とふれ合ったり、手を出さないようにしましょう。

対応方法: 万が一咬まれたりした場合は、石鹸と水で傷口をよく洗いすぐに病院でワクチン摂取を受けましょう。
(※First Classでは日本人スタッフが、提携の病院に同行いたします)

■体調を崩さないための健康管理方法

健康面でのリスクはワクチンで防げるものばかりではありません。
不衛生なローカルフードや生水を口にしないようにすることや手洗いうがいの徹底など、日頃の衛生管理が重要です。
また、セブ島留学中は日本に比べて野菜が不足しがちなので、ビタミン不足などにも気を付けましょう。
サプリメントなどで必要最低限の栄養を補給できるようにしておき、体調を崩すリスクを減らすように心がけましょう。

セブ島留学中の健康管理について

食事前の手洗い

日本にいても当たり前の事ですが、フィリピンでは特に徹底しましょう。
携帯式の消毒アルコールも安く売っているので、手が洗えない時など上手く利用しましょう。

虫除け対策を徹底する

デング熱などリスクから身を守る為にも、虫よけスプレーをまく、肌を露出した格好は避けるなどして蚊にさされないようにしましょう。

不衛生な屋台のローカルフードや生水を避ける

路上で売られている食べ物は、車の排気ガスまみれになっていたり、フルーツなどは雑菌が多く繁殖していたりする可能性もあります。
また、飲み水はコンビニで買ったり、館内に設置されているウォーターディスペンサーを利用しましょう!


楽しい留学生活を送って頂く為にも、ご自身での健康管理が大切です。
日本とは異なる慣れない気候・環境で、衛生面でも日本ほど整っていないため、留学中に体調を崩される生徒様も少なくありません。
普段の生活から健康管理に気を付けて、健康で充実した留学生活を送りましょう!